
こんにちは、ひげックスです。
今回は2024年1月からSBI証券のiDeCo口座でS&P500に投資している、2025年7月時点の運用実績を公開します。積立額が全額所得控除になるiDeCoは老後資金に備える最適な投資です。

iDeCoの実績を毎月公開していくので、検討している方は参考にしてください。
iDeCoでS&P500に毎月2万円積み立て


iDeCo(イデコ) は「個人型確定拠出年金」のことで、毎月決まった金額を積み立てながら運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取る制度です。
私は2024年1月にSBI証券でiDeCo口座を開設し、インデックスファンドeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)で運用を始め、毎月2万円積み立てています。
- 運用開始:2024年1月~
- 積立金:毎月20,000円
- 運用商品:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 証券会社:SBI証券



元本保証の商品もありますが、より利益を狙えるアクティブ型のS&P500を選びました。
2025年7月時点の運用実績


iDeCo運用初年の2024年は1万2千円、2025年からは2万円を毎月積み立てた結果、2025年7月時点で、積立金22万8千円に対して資産残高は24万4千円、1万6千円(+7.1%)の利益が出ています。
項目 | 金額 |
---|---|
積立期間 | 1年7月(2024年1月~2025年7月) |
積立金 | 228,000円 |
資産残高 | 244,297円 |
利益 | +16,297円(+7.1%) |



積立額は多くありませんが、少しずつ利益が出ています。



アクティブ型のS&P500は利益を生む反面、損失が出ることもあるのよ。




iDeCoの運用予想


現在のペースで10年間、iDeCoでS&P500へ毎月2万円を積み立てた場合を想定します。
10年後の積立金は 総額で240万円、S&P500の年利を4%と想定した場合、利益は53万円(+22%)になり、資産額は293万円まで増えます。
さらに、iDeCoは積立額が全額所得控除されるので、節税効果もあります。年収500万円で所得税率が10%の場合、住民税10%と合わせて積立額の20%が所得控除となり、年間積立額24万円の節税額は4万8千円。10年間の節税額は48万円です。つまり、税金として引かれるはずであった48万円が手元に残ります。
項目 | 内容 |
---|---|
積立期間・積立額 | 10年間・毎月2万円 |
積立総額 | 2,400,000円 |
S&P500の年利 | 4%(想定) |
10年後の想定資産 | 2,933,918円 |
想定利益 | +533,918円(+22%) |
節税額 | 480,000円(1年間48,000円) |



利益と節税額を合わせると、10年間で100万円以上の効果が得られます。
証券会社でiDeCoを始めるメリット


iDeCoはどの金融機関でも始められますが、証券会社で開設した方が得られるメリットが大きいです。
運用商品が豊富
銀行や保険会社のiDeCoでは手数料が高い商品や運用実績の低い商品が多いのに対し、証券会社なら手数料が安く、実績のあるインデックスファンドを選べるのが大きなメリットです。
証券会社は、資産を守る元本保証型から利益を狙うアクティブ型まで、幅広く自分にあった商品を選ぶことができます。
手数料が安い
iDeCoは口座管理手数料がかかりますが、証券会社が業界最低水準の月額171円程度に対して、銀行や保険会社は月額400円以上かかる場合が多いです。
iDeCoは60歳まで積み立てる投資ですから、手数料の差額は将来的に非常に大きくなります。
オンライン中心のサポート体制
銀行や保険会社は店頭の対面相談が主ですが、証券会社はwebサイト、オンライン中心のサポートです。
人によって向き不向きはありますが、窓口よりもオンラインで運用状況を管理し、手続きをした方が時間的な効率が上がります。
つまり、iDeCoで証券会社を選ぶことには
✅ 元本保証型からアクティブ型まで選べる商品が豊富
✅ 口座管理手数料が業界最低水準
✅ オンラインで手軽に管理
という大きなメリットがあります。



私はiDeCoの運営実績15年以上、加入者数No.1のSBI証券を選びました。
まとめ


①iDeCoで S&P500へ毎月2万円
老後の資産形成のため、SBI証券のiDeCo口座でS&P500へ毎月2万円を積み立て。
② 1万6千円(+7.1%)の利益
2025年7月時点で、積立金22万8千円に対して資産残高は24万4千円、1万6千円(+7.1%)の利益。
③ 10年後の効果は100万円
毎月2万円間積み立てた場合、S&P500の年利を4%と想定すると、10年後の資産総額は293万円。
積立額240万円、利益53万円(+22%)に加えて、10年間で48万円の節税となり、合わせた効果は100万円以上。
④iDeCoで証券会社を選ぶメリット
証券会社は運用商品が豊富で手数料も安いので、iDeCoを始めるには最適。
今後も引き続きiDeCoでのS&P500の運用実績を公開していくので、iDeCoをまだ始めていない方、運用商品の切り替えを検討している方は参考にしてください。



今月までの利益は1万6千円でした。来月はさらに増えることを期待します。